他の大学を中退したけど、日大通信に編入できるかな
この記事では、「他の大学を退学したが、日大通信に編入したい」という方のために、日大通信の編入学に必要な条件と単位認定についてお話しします。
結論から言うと、私は退学した大学で取得した単位が基準に満たず、編入学はできませんでした。
単位認定もされていません。
経験をもとに、編入学基準と単位認定について詳しく解説します。
日大通信には2・3学年編入学がある
日大通信の入学方法には「編入学」があります。
大学・短大・高専・専門学校等の教育機関を卒業した人や、大学を中退した人が対象となります。
編入できる学年は、2年次と3年次があります。
出願資格については募集要項に記載があります。
こちら からダウンロードできるほか、資料請求でもらえるパンフレットにもついてきます。
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大学卒業・中退者の編入学の条件
大学卒業・中退者が2学年・3学年編入学に出願する際の詳しい条件を見ていきます。
3学年編入学
① 大学を卒業した者。
(中略)
⑤ 大学の正規の課程で休学期間を含めずに2年以上在学し,60単位以上修得して退学した者。
日本大学通信教育部 令和6年度入学要項
4年制大学を卒業している人は3学年編入学できることが分かります。
また、退学した人も条件を満たせば3学年編入学ができます。
条件のうちの在学期間は、休学期間を含まないのが注意点です。
たとえば私は前の大学に3年の3月まで在籍しましたが、半年間2度休学したので、実質的な在学期間は2年になります。
2学年編入学
①大学の正規の課程で休学期間を含めずに1年以上在学し,30単位以上修得して退学した者。
(中略)
④ 下記3学年編入学条件①~④を満たす者。
日本大学通信教育部 令和6年度入学要項
3学年編入学の条件を満たさない場合は、2学年編入学ができる場合もあります。
在学期間の算出方法は3学年編入学と同じです。
私は在学期間の資格は満たしていましたが、取得した単位数がわずかに30単位に足りず、編入学はできませんでした。
3学年編入学の資格を満たす人が2学年編入学することもできるようですが、特にメリットはないと思います。
出願に必要な書類
各事例において、出願に必要になる書類をまとめました。
大学を卒業して、編入する人 | 前の大学の「在籍期間証明書」と「成績証明書」 |
大学を中退して、編入する人 | 前の大学の「在籍期間証明書」と「成績証明書」 |
大学を中退して、1学年入学する人 | 前の大学の「在籍期間証明書」と「成績証明書」 卒業した高校の「調査書」 |
大学を卒業して、編入する人 | 前の大学の「在籍期間証明書」と「成績証明書」 |
大学を中退して、編入する人 | 前の大学の「在籍期間証明書」と「成績証明書」 |
大学を中退して、1学年入学する人 | 前の大学の「在籍期間証明書」と「成績証明書」 卒業した高校の「調査書」 |
大学の成績証明書や高校の調査書は、離籍者・卒業生向けの窓口に問い合わせれば発行してもらえます。
自分に編入資格があるか確認するためにも、入学を決めたらまずは証明書を集めましょう。
編入学基準に満たなかった分の単位は認定してもらえる?
編入学の基準に満たなかった場合の単位は、認定してもらえません。
卒業のために必要な単位数に含めてもらうことはできないのです。
入学前に問い合わせましたが、できないとのことでした。
前の大学の成績は入学時に提出していますが、日大通信の単位照合表を見ると換算などはされていません。
前の大学での取得単位が30単位に満たない場合、残念ながら単位はなかったことになります。
他大学退学でも編入できる場合はある!
日大通信の編入学の基準と単位認定について見てきました。
他大学を退学していても2学年・3学年編入学できる場合がありますが、条件を満たさなければ編入は認められません。
また、編入できなかった場合は単位認定はしてもらえません。
ですが、単位をちゃんと取っていた場合は編入のチャンスがあります!
入学要項、自分の成績等の証明書をよく確認し、注意して出願しましょう。
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