かもしゅう前で不安だ…
初めて受ける方もそうでない方も、科目修得試験(かもしゅうと略す方が多いです)の前は不安ですよね。
私も最初は「どうやって試験対策するんだろう」「当日はどんな準備をしていけばいいんだろう」と不安でいっぱいでした。
この記事では日大通信の科目修得試験の「受け方」について書きたいと思います。
試験対策をしたい、受験前にチェックをしたい方はぜひ最後までお読みください!
かもしゅうは難しい?
かもしゅうの難しさは、教科によります。
問題に対する答えが決まっているものもあれば、解答用紙一面を埋める必要がある自由記述のものもあります。
また、参照物の持ち込み可否にもよります。
しかし、特に自由記述の教科については「小論文が苦手…」という人だとけっこう厳しいと思います。
数えたことはないので推測ですが、自由記述で解答欄を埋めるにはだいたい1,000字くらい書く必要があるかと思います。
持ち込み可の教科ならその場で何とかなることもありますが、教科書のどこに何が書いてあるかくらいは把握しておいた方が良いでしょう。
持ち込み不可の教科は、かなりの試験勉強が必要になります。
管理人のかもしゅう戦績
卒論以外の単位をすべて取り終わっている私の、かもしゅうの実績を集計してみました。
かもしゅうを受けた教科の数(延べ回数) | 20教科 |
1回で合格した教科 | 14教科 |
1回目は不合格だった教科 | 4教科 |
2回目の受験で合格した教科 | 2教科 |
諦めてスクーリングで取得した教科 | 2教科 |
かもしゅうを受けた教科の数(延べ回数) | 20教科 |
1回で合格した教科 | 14教科 |
1回目は不合格だった教科 | 4教科 |
2回目の受験で合格した教科 | 2教科 |
諦めてスクーリングで取得した教科 | 2教科 |
単位をかもしゅうで取るかスクーリングで取るかの判断基準は、私は以下のようにしていました。
- 専攻の授業などスクーリングで受けたい授業以外はかもしゅう優先
- 時間割の合わないもので参照物持ち込み不可の教科からスクーリングに回す
単位の取り方についてはこちらの記事に詳しく書いてあります!
かもしゅう事前準備編
かもしゅうを受ける前に必要な準備について紹介します。
そもそもかもしゅうを受けるには何が必要か
履修登録と所定の数のリポートの提出、受験手続です。
履修登録
まずは履修登録から。
配本申請とリポートに貼るバーコードシールの発行ができるようになります。
バーコードシールはスマホのポータルサイトから印刷することはできず、パソコン版サイトからのみとなるので注意です。
詳しくはこちらの記事で↓
所定の数のリポートの提出
リポートを提出する数は、2単位の科目なら1通、4単位の科目なら2通です(例外あり)。
受験に必要な条件はリポートの「提出」なので、たとえ不合格だったとしても期限までに受理されていれば受験できます。
詳しくはこちらの記事で↓
受理されたかどうかはポータルサイトの学生メニュー→学修状況照会から確認できます。
該当の教科に「リポート(分冊1)」のように表示がされていれば、受理されています。
評価の欄が空欄でも大丈夫です。
受験手続
ポータルサイトでお知らせが来たら受験を申し込めます。
見逃さないようにしましょう。
リポートがまだ受理されていなくても申請はできるので、締め切りギリギリに出す予定がある場合は先に申し込んでおいて申請忘れを防ぐのがよいと思います。
過去問を手に入れる方法
試験の4限終わりに余った問題用紙を配っている……という噂も聞きますが、私はもらいに行ったことはないです。
丸沼書店で昨年度の過去問を製本したものを売っているので、毎年買わせてもらっています。
サイト(http://marunumashoten.com/)にメールアドレスがあるのでメールで在庫を確認してもらい、あれば送り先などを返信して代引きで送ってもらいます。
また、メルカリなどフリマで購入する、校舎に行って閲覧するなどの方法もあるようです。
よく「過去2年分を振り返って対策すればよい」と言われています。
私も2年分を目安にしています。
2年分(8回分)を分析するとだいたいの傾向が見えてきますよ!
かもしゅう当日チェック編
いよいよ試験当日ですね!
持ち物チェックリスト
持ち物のチェックリストを作りました。
お役立てください。
- 受験票(試験1~2週間前くらいにはがきで届きます)
- 学生証
- 答案作成用の筆記用具(シャーペン、鉛筆、消しゴム)
- ボールペン(氏名欄は消えないペンで書く必要があるため。フリクションは✖)
- 持ち込み可の教科の参照物(ポータルサイトのお知らせで確認できます)
- 時計(会場によっては用意されない場合もあるので念のため)
- 上着(会場が寒い場合もあるので念のため)
- (指示された会場のみ)スリッパ
東京会場で受ける英文学専攻は受験教室に注意
東京会場は、英文学専攻の学生の試験室は2教室に分かれています。
人数が多いので、毎回「n年度以前入学の学生」と「n年度以降入学の学生」というように2教室に分かれているのです。
入口に学籍番号で掲示がしてあるのでよ~く読みましょう。
開始直前になって移動になってしまうと焦った状態で試験を迎えることになってしまいます。
10分前には入室するべし
遅れたからと言ってペナルティはありませんしちゃんと用紙はもらえますが、試験時間をフルに落ち着いて過ごすためには遅くとも10分前には入室しておいた方がいいです。
用紙の配布などが始まります。
席は特に決まってない
東京会場に限った話かもしれませんが、教室と持ち込み可否エリアさえ合っていれば席は自由です。
持ち込み可能か否かはポータルサイトのお知らせで確認できるので、出発前に念の為もう1回確認しておきましょう。
持ち込み可エリアと不可エリアは教室の黒板に掲示されているので確認して、あとは焦らず該当のエリアの好きな席に座りましょう。
問題用紙は学生証でシュッってやる
問題用紙は封がされていて、冊子右側のミシン目を切って開くようになっています。
(ペンを挿入)と書いてありますが学生証を差し込んでスライドすると速くきれいに開けられます。
かもしゅうは(しっかり対策すれば)怖くない!-まとめ
日大通信の科目修得試験(かもしゅう)を受けるための準備について見てきました。
かもしゅうは難しい、キツいと言われていますが、しっかり対策しさえすれば合格できます。
それができれば苦労はしなかった…
かもしゅうで単位を取るとスクーリング受講料の節約になるというメリットがありますが、対策に必要な労力がそれに見合うとは限りません。
スクーリングとのバランスを取って、無理なく活用していきましょう。
ご健闘をお祈りしております。