仕事はやめたくないけど学位を取りたい
通信制大学でリスキリングしたい
個人の意見ですが、通信制大学に働きながら通うには相当な覚悟が必要だと思います。
私は通信制大学に通いつつアルバイトや派遣で働いていましたが、4年になる前に仕事を辞めてしまいました。
仕事上のストレスや持病の悪化など他にも理由はありますが、勉強(卒論)に集中するためでもありました。
この記事では通信制大学への入学、特に働きながらの入学を考えている方向けに、私が「やめた方がよかったかな…」と思ってしまったタイミングを書いていきます。
それでも入りたいという人も、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
勉強時間が取れない
働きながら通信制大学で勉強することの問題点として一番大きいのが「勉強時間が取れない」ということです。
通信制大学の基本は自習です。
予習課題復習。
仕事授業仕事仕事仕事授業授業。
はい1週間終わり。
ちなみに日大通信では一般的な通学課程の授業時間を考えて、1日に必要な勉強時間は4時間が望ましいと設定されているそうです。
私の3年次~4年次にかけての勉強時間の平均は1日1.5時間でした。
毎日4時間なんて無理です。
モチベーションの維持も難しいですし、体調との相談も必要です。
対面授業のために休みを取るのが大変
対面授業を受けるために、仕事を休まなければいけない場合があります。
日大通信ではスクーリング(授業)で取った単位が一定数ないと卒業要件を満たせないので、対面授業は避けては通れません。
必須の出席は土日2日間、夏季休業中3日間など社会人に配慮されている場合もありますが、対面授業で単位を稼ぐには多少なりとも仕事を休む、休まなくとも休日を削ることになってしまいます。
特に休みを取るのに困難がある人は厳しいと思います。
また、土日休みではない人も厳しそうです。
本を買うのにお金がかかる
勉強に必要な本を買うのにお金がかかります。
卒業に卒論が必要な学校は特に注意です。
重要な本は手元に置いておく必要があるので、私は自費で購入しました。
少しの間参照する程度なら、大学の利用できる図書館のアクセスがよければ利用できるかもしれません。
また、近くの公立図書館で借りることもできます。
結局ポチッた方が早いんだな…。
4年間で購入した本の総額は、こちらで計算しています。
情報収集が難しい
何の授業がいつ開講でいつまでに申し込みか、教科書はどれか、場所はどこか…そういった情報は、自分で追いかけないと絶対に入って来ないです。
情報収集のためにSNSで同じ大学の人と繋がるという手段も有効ではありますが、私はタイムラインを眺めているとモチベが下がるので辞めてしまいました。
色々な、本当に色々な人がいるので…。
パソコンがないと/ある程度操作できないと厳しい
通信制大学では、パソコンとそのスキルは必須です。
大学のポータルサイトでの履修登録などの手続きはもちろんのこと、Google ClassroomやZoomといったツールも授業で多用します。
これで困ってる人を本当によく見かけました。
課題の提出方法について先生に助けを求めても、先生もよく分かってないことが多いです…
パソコン、特にメールやgoogle系ツール(googleドキュメントなど)、Officeソフト(Wordなど)などの基礎知識は必ず必要です。
社会人大学生は茨の道-まとめ
社会人大学生は茨の道です。
卒業するためには相当の努力が必要だと思った方がいいです。
大変な分得るものもありますが、それが入学当初の期待通りとは限りません。
4年間をささげる価値があるか、しっかり考えるのも大事です。
「通信制大学が気になる、通ってみたい」という方は、まず大学の資料請求をしてみるのがおすすめです。
資料には大学のパンフレットだけでなく出願に必要な書類も同封されているので、入学したい大学の出願手続きをすぐに始めることができます!
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