「通信制大学を卒業するのは難しい」という噂を聞きますが、本当なのでしょうか。
私は通信制大学を卒業予定ですが、これは事実だと思います。
りわ難しいですが、「必ず卒業する」という強い気持ちがあれば恐れることはありません。
この記事では、通信制大学を卒業するにあたってどのような点が難しいのか、実際に卒論を提出して卒業予定の私が解説します。
通信制大学が気になっているけど、卒業できるか不安…という方はぜひご覧ください。
通信制大学を卒業するのは難しい
結論から言うと、通信制大学を卒業するのは難しいです。
難しい理由は、学修を自己管理し、計画的に単位取得や卒業準備を進めていく必要があるからです。
勉強の難易度の問題ではありません。
りわ自己管理能力の修行…
私が現役で昼間部の大学に入った時は、履修登録の方法や学習の進め方など、さまざまなガイダンスを入学後1週間くらいかけて受けた記憶があります。
通信制大学では、そういったものはありません。
あっても希望制なので、気が付いたら終わっていました。
先生からの催促や友人同士の情報共有はほぼありません。
自分ですべての情報を手に入れ、計画的に学習していく必要があります。
りわ社会人で働きながら通うのであれば、なおさら厳格な時間管理が必要です。
また、通信制大学はオンライン化が進んでいるので、パソコンの操作ができないと学習を進めること自体が難しいです。
編入→4年次で卒業は相当難しそう
通信制大学では学生同士の交流はあまりありませんが、少ない中で話を聞いたところ「編入で入学したけれど、卒論が進まず卒業が長引いている」という方が多くいらっしゃるようでした。
日大通信は2年次から卒論に取り掛かれるようになっていますが、3年で編入すると準備期間が足りない、ということが起こるようです。
りわ日大通信では「提出の1年前に本文を書き始めていること」が卒論提出の条件になっているので、3年次に編入しても2年で卒業することはかなり難しそうですね。
通信制大学の卒業論文はどれくらい難しい？
通信制大学で卒業論文を書いて卒業することは、一般の昼間部の大学で卒論を書くより大変だと言う人もいます。
その理由は、担当の先生はついてもらえますがゼミなどの仕組みはなく、基本的に自分で調べて自分で書き進めていくことが要求されるからです。
先生に質問もできますが、メールや郵送などで行うので時間差もあり、あまり気軽にはできません。
「東大お兄さん」とわ僕が卒論を書いたときは周りに聞いたり教授に聞いたり、とにかく人に相談しまくって何とか書き上げました。
なんで卒論の書き方を教わってもないのに書けるの…？
私は小論文などがそこまで苦手ではなく、文章を書くことを仕事にしているおかげもあってどうにか書き終えることができました。
しかし、自分で卒論の内容を組み立てるのにはかなり苦戦しました。
りわ完成はしましたが、締切1か月前を切っていました…
そもそも、学校を選ぶ段階で卒論を書かなくてよい学校を選ぶという選択肢もあります。
「卒論は簡単ではない」ということをぜひ覚えておいてください。
こんな人は通信制大学を卒業するのが難しいかも…
通信制大学の卒業に大変な思いをするかもしれない…という人の特徴をまとめました。
特に通信制大学に入る目的意識がない人
ただ「入試がないから」などの理由で必然性がなく通信制大学に入学した人は、学習のモチベを保ちにくいと思います。
りわ入学後のサポートは絶対に昼間部の大学の方がしっかりしています。
授業や懇親会、サークルでの横のつながりもできやすいです。
現役の方は特に、通信制大学に入る理由をよく考えましょう。
自分で情報収集をしようとしない人
通信制大学の情報は集めなければ絶対に入ってきません。
情報を集めなければ、まず学習を始めることができません。
パソコンが苦手な人
パソコンとある程度のスキル（基本操作、Officeソフト・Googleサービスの操作）は、通信制大学で学習を進める上で必須です。
通信制大学を卒業するための秘訣
私の経験から、通信制大学を卒業するために必要だと思う要素をまとめました。
- 情報収集を怠らない
- 目的意識をもって入学・勉強する
りわ←根性論で乗り切った人
この2点を忘れなければ、卒業は必ず見えてくると思います。
何のために学ぶのか、どうやって学ぶのかを常に意識しましょう。
りわ就職に不利という声も聞きますが、通信制大学ではとにかく自己管理とモチベーション維持が必要なことをよく説明すればアピールポイントになりそうです。
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まとめ：入学しやすいけど卒業しにくい通信制大学
通信制大学は入学試験がなく、比較的簡単に入学することができます。
しかし、入学した後は強い自主性と勉強のモチベーションが要求されます。
自己管理がしっかりしていないと、卒業することは容易ではありません。
だからと言って通信制大学に通うのはやめた方がいいかというと、私はそうは思いません。
通信制大学で学ぶ時間は、必ずあなたの糧になります。
学びの機会を逃さず、頑張ってみませんか？
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